時をかける少女を初めて観た(今さら)

マコトのタイムリープは、過去に戻ったときに未来から来た自分が過去の自分に遭遇するということがなく(あくまで魂は同一)、いわゆるドラえもん的なパラレルワールドの概念とは違う。

要は過去に戻るというよりも、自分だけ未来体験をした上で、ある時点からリスタートすることができると言うべきか。
もっと極端に言えば、タイムリープなどではなく、超絶リアルな予知夢を見てそれを回避するルートを選択できるという感じだろうか。


そうなると、チアキのほうは遠い未来から来ているという設定で、自分が存在したことのない時代に移動しており、マコトのそれとは全く異質なものになるね。
と思った。


チアキが、「未来では時間の行き来が自由にできるようになっている」という発言は、タイムリープのきっかけを与えた装置(梅干みたい)によって発現するだけでなく、個人の精神力やスキルのような何らかの他の要因もあるっぽいのかな。もしくは時間を操作するための装置は、あの梅干だけではないのであろうな。

とはいえ、時間をジャンプする限度数「チャージ」の仕様はふたりとも同じようで、それにはどんな説明が可能なのだろう。